2019年6月16日日曜日

Workshop and talk: 身体と語る 身体で語らう


日程
7/7,8,9 14:30-16:30 ワークショップ
7/10 19:00- 20:30 ワークショップ&レクチャー
参加費2000

問い合わせは下記の連絡先までお願い致します。
E. info@yamakiwagallery.com T. 025-594-7667

当館は最寄りの公共交通機関から車で10分の距離にあります。有料にて最寄りのバス停・駅まで送迎いたします。また集落のホテルに宿泊もできますので、お気軽にお問い合わせください。

詳細
ダンサーで振付家の湯浅永麻がやまきわ美術館にて滞在制作し、4日間のダンス・ワークショップ及びトークを行います。このワークショップは、農作業を中心とした生活を送る地元の人たちの、日常の所作を元に構成されます。異なる文化や背景を持つ人たちの間で、身体を使ったコミュニケーションがどのように展開されるのか、発見するためのワークショップです。
私たちの身体の使い方や作法は、暮らし方と密接に結びついており、良し悪しやマナーとして価値判断につながっています。こうした振る舞いが正しい、美しいという、ふだん当たり前となっている型を問い直す機会は、暮らし方や価値観の異なる人への寛容な態度に結びつくと、私たちは考えています。

ワークショップにはダンスの経験がなくても誰でも参加できます。気軽にそれぞれのアイデアを試して、様々な人とのコミュニケーションを楽しんでください。
トークでは、湯浅が今回の滞在やワークショップについて、世界各地での身体表現の経験に照らし合わせながら、俯瞰的に振り返ります。

また、湯浅はインスタレーション作品におけるパフォーマンスなど、場の来歴やあり方を活かした作品を、アーティストと共同制作した経験が多数あります。今回の企画の一環として、同じく、やまきわ美術館で滞在制作を行っているアーティストデュオ、ハンチン&モナとのコラボレーション作品の企画、制作も予定しています。

送迎サービス
最寄りのバス停・駅まで送迎いたします。(往復1500円)
お迎え
13:48 山崎バス停(南越後観光バス 急行越後湯沢〜森宮野原駅線)
14:00越後鹿渡駅(JR飯山線)
お送り
17:13 越後鹿渡駅(JR飯山線)
17:34 山崎バス停(南越後観光バス 急行越後湯沢〜森宮野原駅線)

湯浅永麻
ダンサー・振付家。モナコにバレエ留学後、ドイツ、フランスのカンパニーを経て2004年にネザーランドダンスシアターに入団。11年以上在籍後フリーとなり、渡辺れい、小㞍 健太と共同でOptoとして活動、シディ・ラルビ・シェルカウイ率いるEASTMANに所属する。
またピアニスト/現代美術家の向井山朋子、デザイナーの廣川玉枝、能楽師の安田登、建築家田根剛など多様なアーティストとコラボレーションし、振付家としても活動する。

ハンチン&モナ
イギリス拠点のアーティストデュオ。英国王立美術学校にて写真と彫刻を学ぶ。写真と建築要素に焦点を当てながら、場のあり方を活かした彫刻や、写真を用いたインスタレーションを通じて、作品が置かれる空間への介入を図る。ロンドンのICA、カムデン・アート・センターや、Talbot Rice ギャラリー、OCI美術館など、世界各地の主要な美術館で展示している。 英国王立彫刻協会のメンバー。ICA New Contemporaries、ギルバート・ベイズ賞、OCI Young Creatives受賞。

000(オルト)
この企画は000(オルト)との共同開催になります。000は、新潟県十日町市内有志で構成する読書会・レクチャーイベントの企画運営団体です。様々な分野や時代・地域の思潮に触れることで、思考枠組みを解きほぐし、定型化した「課題」を血の通うことばで捉え直して、議論の深化を目指しています。これまで建築家や小説家、アートプロジェクトのプロデューサーや実践者など、第一線で活躍する方達をゲスト講師としてレクチャーを実施してきました。

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